ドッグラン通信 犬にまつわるお役立ち情報

アニマルセラピーの歴史と効果
  • 2015.05.27
  • 犬にまつわるお役立ち情報

≪アニマルセラピーとは≫

動物と触れ合い、飼育する事で動物を治療の一部として、患者の身体的、社会的機能の回復を図るのが目的とした医療行為です。
アニマルセラピーは日本での造語であり、正確にはAnimal Assited Therapy(アニマル・アシステッド・セラピー)医療補助として用いる動物介護療法と、Animal Assited Activity(アニマル・アシステッド・アクティビティ)生活の質の向上を目的とした動物介在活動に分類されます。

日本でも近年注目され、海外ではその歴史は長く1792年にイギリスの精神障碍者施設でウサギなどの動物を飼育させて患者達の自制心を身に付けさせた記録も残っています。近年のアニマルセラピーの発展に大きく関わる成果を残した方といえば、臨床心理学者のボリス・レビンソンが有名です。人とのコミュニケーションがうまく取れない子供に犬と遊ばせたところ、自発的に犬と遊ぶようになり、最終的には言語反応が欠如した状態の症状が改善されたといいます。

≪ペットが与える人への影響≫

アニマルセラピーといえば犬や猫を想像しがちですが、ウサギや馬、鳥、魚など動物にこだわりはありません。
乗馬セラピーでは、馬に乗ってゆっくり歩く事で、馬の歩く振動が体や脳に刺激を与え脳性麻痺のリハビリに効果があったり、リズミカルな揺れにより緊張がほぐれ、乗馬を通してコミュニケーションをとることもできるようになります。動物に触れ、しぐさを見る事でストレスの緩和に繋がり、あまり笑顔を見せない人も自然と笑ったりするようになるそうです。また、撫でたり・抱いたり・指示する事で弱まった四肢や言語のリハビリにもなったり、お世話をする事で自尊心や責任感が芽生え、自立心が向上します。

日本では海外のように積極的に導入されておりませんが、認知症高齢者に対する日常生活動作能力の向上に効果が期待できると調査結果も発表され、北海道学園大学が行った研究では、アニマルセラピーにより高齢者の健康増進効果が生まれ医療費削減にもつながるだけでなく19万頭の動物需要が発生する推計も出ています。動物需要が生まれれば保健所での殺処分率の低下にもなると考えられています。

≪アニマルセラピーになる為には≫

アニマルセラピーを行うにあたり必要な資格は今のところありません。
民間団体の認定資格は存在しているので、専門学校などを卒業して資格認定を受けるのが一般的です。
ちなみにNPO法人日本アニマルセラピー協会で資格を取得しようとした場合下記の通りです。

アニマルセラピスト
受験資格:小学生(高学年)~大人まで
受 講 料 :初級のみのコースで¥279,000(小・中学生はジュニア登録となり、受講料は半額)

セラピードッグ(セラピー犬)認定試験
受験資格
・生後8か月以上の犬(性別問わず)
・ワクチン接種が済んでいること
・トイレの躾ができていること
合格の目安
・誰にでもなつくこと
・ほかの犬と仲良くできること
・座れ、待てできるとこと(できれば伏せも)
・無駄吠えが無いこと
・飛びつかないこと

実技30分程度

費用(税別)
受験料:¥5,000
登録料:¥25,000


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