数ある病気の中でも、発症する確率が高いのは歯の病気と言われています。
代表的な歯の病気は、歯肉炎や歯周炎。
歯肉炎はその名の通り、歯肉に炎症が起きる病気で歯肉炎が悪化すると歯周炎になります。
歯周炎を放っておくと最終的に歯が抜けてしまうので、歯周炎の場合は早めの治療が必要です。
他には、上下の歯が正常な位置に生えていない不正咬合や、歯のエナメル質が
形成されないエナメル質形成不全などがあります。
また、乳歯が歯茎の中に残ってしまい、歯の生え替りがうまくいかずに起こる病気も
あるので、子犬の頃から歯のチェックを心がけるようにしましょう。
歯肉炎や歯周炎はほとんどの場合、歯垢・歯石が原因と言われています。
歯垢や歯石の形成を防ぐには、人間と同じく歯磨きが効果的です。
毎日欠かさず歯磨きをした場合、歯垢や歯石を防ぐ・取り除くことができる確率はなんと90%以上。
毎日が難しい場合、1週間に1回でも効果があると言われています。
愛犬の歯を磨くのはもちろん飼い主にもできることなので、ぜひ歯磨きの方法を覚えてみてください。
歯磨きといえば歯ブラシを使うイメージが強いですが、慣れていない犬は嫌がることがあります。
嫌がる犬には歯ブラシではなく、まずはガーゼを使った歯磨きを試してみてください。
★ガーゼを使う歯磨き
①薄い食塩水と清潔なガーゼを用意する
②ガーゼを人差し指に巻きつけて食塩水に浸す
③歯茎や歯をやさしく擦る
上の歯は反対側の手で上唇を持ち上げ、下の歯は下唇を下げて露出させてください。
前に並んでいる歯、犬歯の表側から磨き、犬、飼い主ともに歯磨きに慣れてきたら
奥にある歯も磨いていきます。
犬の歯磨きも歯ブラシを使うのが最適と言われていますが、初めから歯ブラシを
嫌がらない犬は少ないようです。
まずはガーゼの歯磨きで慣らすことから始め、慣れて落ち着いたら歯ブラシを
使ってみましょう。
歯ブラシは必ず市販で売られている犬用の歯ブラシか、小さな子供用の歯ブラシを
使うようにしてください。
犬の口に触れる歯磨きは、噛まれる危険があります。
特に、成犬になった犬に歯磨きをする時は、細心の注意を払いつつ行うようにしてください。
噛まれそうになったらすぐに中止し、獣医さんか専門家の人に話を聞きましょう。
最初は口の周りを触るところから始め、犬が落ち着いていたら上唇や下唇をめくる練習を
します。抵抗せず大人しくしていたら、ご褒美におやつをあげることも忘れないでください。
また犬によっては、ガーゼや歯ブラシを誤飲してしまうことがあります。
異物を飲み込む癖のある犬は、誤飲しないように特に注意を払いましょう。
歯磨きをするのはもちろんですが、最近では犬のデンタルグッズも売られています。
デンタルボーン、デンタルロープなどが有名で、これらのデンタルグッズは
噛むことによって唾液を分泌させるのが目的です。
中にはデンタルトイと呼ばれる、遊びながら歯のケアができるおもちゃもあります。
遊んだあとは洗って、清潔に保つことも重要。
毎日の歯磨きが難しい人は、これらのデンタルグッズを活用してみては
いかがでしょうか?
犬だけでなく、動物全般において歯科医療は進歩が遅れていると言われています。
もちろん獣医さんも勉強を重ねてはいますが、まだまだ技術や設備が浸透していないのが現状。
「食べる」ことに深く関わる、歯の健康を保つにはやはり歯磨きが重要です。
もっとも近い存在である飼い主が、日頃から気をつけて管理してあげてください。
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