見た目が綺麗になるだけでなく、耐傷性や滑り止め効果もあるフロアコーティング。
施工したいけど、安全面に不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
そこで、フロアコーティングに使用される事が多い原料について、ご紹介します。
シリコンとはケイ素のことで、元素記号はSi。
シリコンが原料の製品にはレンズや窓、半導体などがあり、陶器やレンガを
作る時にも使用されています。
他には塗料、コーティング剤、化粧品、医薬品、シャンプーなどにも使われる物質です。
間違いやすいのですが、シリコンとシリコーンは実は別のもの。
シリコンは元素ですが、シリコーンはシリコンを原料として作られる
人工化合物のことを指します。
製品の説明などでは、シリコーンのことをシリコンと表記する場合も多いので、
元素か化合物かの違いと思っていて問題ないでしょう。
シリコンの特徴は耐熱・耐寒性、撥水性(水の吸収率の低さ)、
無色透明、離形性(他の物質を腐食しない)に優れている点です。
シリコン樹脂もシリコンと似た特徴や性質で、耐熱性は200度以上。
カナダの環境省が調査した結果、人体への影響もないとされています。
日本でも調理器具に使用されていて、実はシリコン樹脂が添加物として
加えられている食品もあるのです。
その点から見ても、安全性は非常に高いと言える化合物でしょう。
→ドッグランコーティング・シリコン
【ドッグランコーティング・シリコン施工後】
ウレタンを原料とするコーティングに多いのが、UVコーティングです。
ウレタンは合成樹脂塗料で、泡(セル)の集合体のような構造をしています。
吸音や防音、衝撃を吸収するなどの様々な特徴がある、一般的な塗料です。
私達の身近にもウレタンを加工して作られた製品は沢山あり、
代表的なものにマットレスやキッチンで使うスポンジ、医療用テーピング、
建材などがあります。
綿の代替品として、寝具に使われていることもあるみたいです。
ウレタンの中でも水性ウレタン塗料には、NMPという物質が含まれている
場合があります。これは胎児に危険をもたらす毒性と言われていますが、
NMPが毒性を発揮するのは湿った状態のみ。
乾燥した水性ウレタン塗料にはNMPは含まれないので、施工して
乾燥した状態で引き渡された場合には、毒性が無く安全です。
液体ガラスは、最近になって登場した素材です。
普通、ガラスが液状になるのは1400度以上の熱が必要ですが、
液体ガラスは特別な技術で、常温で液状化したガラスです。
コーティング剤に使われることが多く、木材や金属、コンクリートを
コーティングする時にも使われています。
外壁やフローリング以外に、トイレやキッチンのタイルにコーティングすることも可能。
屋外で使われても劣化しにくく、耐水性や撥水性、抗菌性、
耐摩耗性などがあり、コーティングした場所の寿命を延ばすことができます。
液体ガラスの原料はガラス(石英)で、無機質で安全性が高い素材です。
極端な話ですが、コーティングされた場所を舐めても問題ない、と言われています。
液体ガラスに他の材料が混ぜられている場合は、混ぜられた材料の安全性も
もちろん関係してくるので、他にどんな材料が使用されているか気にかけてみてください。
現在では、人体に有害なホルムアルデヒドが含まれる塗料は制限されており、
毒性を強く含む塗料は使用不可と決められています。
それでも、どうしても品質や原料の安全性が気になる方は、製品を取り扱っている
会社に聞いてみると良いでしょう。
→ドッグランコーティング・ガラス
【ドッグランコーティング・ガラス施工後】
新居向けドッグランコーティングサービス
https://dogrun-coating.com/topix04/
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