突き板フローリング、シートフローリングの原料や特徴につきましては、
下記URLコラムをご覧ください。
≪各フローリング(無垢・突板・シート)の特徴≫
https://dogrun-coating.com/column/294/
突き板フローリングは上記コラムの記載の通り、表面化粧板に天然木を使用しており、
各ピースにより木目、色合いなどが異なるのが特徴です。
一般的に使用されている樹種は、ウォールナット、メープル、チーク、オークなどがあり、
突き板フローリングであれば基本的に全ての樹種で施工が可能となります。
樹種が異なる為、シリコンコーティングを塗布した際の防滑性や仕上がりの光沢感などで
やや差は生じてしまいますが、防滑性に関してはシートフローリングより効果が実感しやすい傾向があります。
シリコンコーティング同様に突板であれば全ての樹種でガラスコーティングも施工が可能となります。
ガラスコーティングは控えめな光沢感に仕上がりますが、樹種によってはやや光沢差が生じる事があります。
ガラスコーティングの塗膜は硬く、伸縮性があり、フローリングに凹みが生じてもそれに追随し、
傷つきにくくなりますが、重たい物や尖った物(家具の角)で引っ掻いてしまうと傷つく恐れがあるので注意が必要となります。
シートフローリングは木目をプリントした特殊シートを使用しており、
表面強化の為にEB処理しておりますが、一部のシートフローリングには、
シリコンコーティングの液剤と相性が合わない物があるので、床材の詳細を確認し、
施工可否の判断が必要となります。
突き板フローリングと材質や表面処理が異なる為、比較するとやや防滑性の差を感じる事もあります。
ほとんどのシートフローリングに対して施工が可能ですが、
ガラスコーティングも一部のシートフローリングには施工が適さない物がある為、
事前に確認が必要となります。
突き板フローリングに比べ、シートフローリングはよりマットな、控えめなツヤ感に仕上がる傾向があります。