ドッグラン通信 ペットと暮らす家づくり

犬と情操教育~犬が子供に与える影響~
  • 2015.07.01
  • ペットと暮らす家づくり

犬が子供に与える影響とは

子供が小さな頃から犬を飼うと良い、とよく言われます。
犬と暮らすと、どのようなメリットがあるのでしょうか?
犬が子供に及ぼす影響について、ご紹介します。

責任感が身に付く

ペットとして飼育されている犬は、人間が世話をしなければ
生きていくことができません。
必然的に食事、運動、排泄物の始末などが必要になるのです。
そうやって「自分がやらなければいけない」ことを理解し
行動することで、責任感が身に付きます。

ゲームやおもちゃと違い、命ある生き物の犬は、世話をして
やらないと死んでしまいます。
つまり、始めたことを途中で投げ出してはいけない、という
ことも学ぶことができるのです。

ただし、世話を子供に任せっきりにしてはいけません。
親も一緒に責任ある行動をすることで、より一層、
子供は「責任を持つ」とはどういうことかを理解していくのです。

心を育てる

よく耳にするのが、犬を飼うと「優しい心」や「思いやり」が育つと言う話。
これは、実際には犬から直接影響するものではありません。
実は犬と接する「親」の影響で育まれる感性です。

犬に対して親が雑な接し方をした場合、子供は「生き物は気を使う必要がなく、
雑に扱っていい存在」と認識するようになります。
そうなると他者の痛みに鈍感になってしまうので、優しさや思いやりの感性が
育つはずもありません。

逆に、親が犬に対して優しく思いやりのある接し方をしていると、
子供もそれを真似します。
また、子供が犬に対して乱暴な振る舞いをした時にきちんと叱ると、
子供は相手も自分と同じように痛みを感じる存在なのだと気付くことができます。
自分以外の存在も痛みや悲しみ、喜びなど色んな感情を持っているのだと肌で感じる
ことで、優しい心や思いやりの感性が育っていくのです。

犬から直接受ける影響も、もちろんあります。それは、人の気持ちを想像すること。
コミュニケーションの中に、非言語的コミュニケーションというものがあります。
相手の気持ちを、言葉ではなく動きや表情から読み取るコミュニケーション法のことです。

言葉が話せない動物だけでなく、人間同士でもこの非言語的コミュニケーションは
重要と言われています。
表情や声の大きさ、ジェスチャーがコミュニケーションで影響する割合は9割以上。
つまり、いかに相手の感情を読み取れるかで、人間関係の上手さが決まってくるのです。

非言語的コミュニケーションには、相手の気持ちを察する力、想像する力が必要です。
言葉を持たない犬と接することは、これらの力を育てるのに最適と言えるでしょう。

「生きること」「死ぬこと」を実感できる

1番のメリットとして挙げられるのが、生物の生死を
身近に経験できること。
犬に限ったことではありませんが、ペットとして飼う
動物の多くは人間より短い寿命です。
犬の場合、平均寿命は小型犬で12~14歳、大型犬の場合は
小型犬より少し短くなって10歳くらい。
子犬の頃から育てるとその犬の一生を共に過ごし、
そして死を看取ることになります。

今まで当たり前のようにそばにあった存在がいなくなること、
失われた命は二度と戻らないことを、学ぶことができるのです。
子供に良い影響を与える犬の存在。
ですが、注意してほしいことがあります。
それは「情操教育のためだけ」に犬を飼うことです。
犬はお迎えしたその日から「家族」になります。
家族全員がその犬を好き、愛しているという気持ちがあってこそ、子供にも
良い影響を与えてくれるのです。
生き物を愛すること、愛されることを身近に感じさせてくれるのが、
犬と暮らす一番のメリットなのかもしれませんね。


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