ドッグラン通信 犬の病気と健康

犬の椎間板ヘルニアってどんな病気?
  • 2015.03.23
  • 犬の病気と健康

椎間板ヘルニアってワンちゃんにもあるの!?

椎間板は、背骨の椎骨と椎骨の間にある、ゼラチン質でできたゼリー状の組織のことです。弾力性があるので、運動時などの背骨にかかる圧力による負担を抑える働きがあります。これが、事故などの強い衝撃やねじれ、老化などによって変形したり、背骨からはみ出したりすると、脊椎神経を圧迫して痛みが生じます。このような症状を椎間板ヘルニアといいます。背骨(椎間板)の構造は基本的には人も犬も近しいので、犬も人と同じように椎間板ヘルニアになることがあります。
発生しやすい部位は、首の付根~尻尾のちょうど背中の中間付近ですが、いわゆる背骨が通っているところではどこでも発生する可能性があります。神経の密度が、人よりも細かいところでヘルニアが発生しやすい犬の場合、その痛み、麻痺などの障害は人のそれよりもはるかに大きいと言われていますが、タイプⅠ型とⅡ型でその症状は異なります。

●タイプⅠ型
脊椎管内に髄核が完全にはみ出すタイプで、急性で痛みもしくは麻痺が強く、元気だった犬が急に動かなくなったりします。

●タイプⅡ型
髄核がはみ出てはいないものの膨らんで脊髄を圧迫する状態で、症状はタイプⅠ型に比べ軽度でゆっくり進行するため、見た目上は、普通にそのまま変化が見られないこともあります。

ダックスフントやウェルシュ・コーギー・ペキニーズ・ビーグル・シーズー・コッカースパニエルなどがなりやすいと言われていますが、特に胴が長く肢の短い犬種は特有の遺伝があり、先天的に軟骨の形成異常になりやすいため、注意が必要であると言われています。

こんな症状が見られたら、椎間板ヘルニアかも!?

椎間板ヘルニアは、その進行度合いについて5段階のグレードに分類されています。

グレード1:歩行は正常だが背中を丸めたり、運動をしたがらない。痛みは生じているため、医師による診療で、頚部または腰部の患部を押すと痛がる。
グレード2:後肢の力が弱くなる。ヨタヨタ歩いたり、ふらつく。足の感覚に異常があり足をひきずる。
グレード3:後肢の動きが完全になくなる。麻痺により歩行ができななるが、排尿は自力で可能。前肢のみではいずることはできる。
グレード4:自分で排尿ができなくなる。膀胱に尿が溜まった状態のまま。
グレード5:麻痺は深部にまで渡り、足を強くつねっても感覚がない。

治療法は?

まずはいち早く、早期に発見することです。伏せになった状態のわんちゃんの首から背中、お尻の方向に向かって背骨を2~3本の指で横から撫でてみるのも、手掛かりを探る一つの手段です。撫でてみたり、もしくは軽く指圧してみて痛がるようなしぐさが出た場合には、獣医師に診てもらうと良いかも知れません。

治療方法には、大きく分けて内科的治療と外科治療の二つがあります。一般的には、グレードが低い初期症状では、内科的治療、グレードが高くなるほど外科的治療、つまりは手術を要します。
多くの病院の場合、医師の診察の上で、病変部位を特定の上、レントゲンやMRI などの検査を行います。最近では、脊髄神経の内部について、より詳細を知ることができる上に、レントゲンに比べ犬にかかる負担も少ないということで、MRI を奨めている病院が増えてきているようです。

▼内科的治療
内服薬、注射、光線治療、コルセット保護、針治療、赤外線温熱療法、などが一般的ですが、その他、オゾン療法やお灸などを利用した治療を行う病院もあるようです。しかし、内科的治療の場合は、椎間板ヘルニアによる脊椎の圧迫の原因そのものを排除できるわけではないため、外科治療に比べて、不完全な治療であるといえます。

▼外科治療(手術)
MR またはレントゲン脊髄造影により、発生部位を確定した上で、脊髄を圧迫している椎間板組織の摘出(取り除く)する、または摘出ではなく、脊髄の圧迫を緩和する目的で、その他の手術を実施します。症状が重い、進行が進んでしまっている場合には、できるだけ早く手術することが重要といわれています。その他、椎間板ヘルニア用のレーザー治療(PLDD)を実施している病院もあります。主に急性の椎間板ヘルニアの場合に、発症してからすぐに実施することで効果を発揮するといわれています。またタイプⅡ型のヘルニアの場合は特に、手術での完治が難しいとされてきましたが、レーザ治療(PLDD)が効果的であるともいわれています。

▼外科治療+再生治療
自力で排尿ができなくなってしまっているほど、病状が進行していたり、脊髄神経が完全に壊滅されてしまっている場合などは、手術でも麻痺を完治させられないこともあります。また手術をしても回復までに時間を要したり、老犬など手術にリスクが生じる際には、手術と再生治療を組み合わせた治療が有効であるともいわれています。

予防法は?

フローリングの上を元気に走りまわる犬や、走り回ってつるつる滑る犬、ソファーからよく飛び降りる犬などは、椎間板ヘルニアになる可能性が比較的高く、注意が必要かも知れません。散歩で日常的に無理やり引っ張ったり、階段の昇り降りが日常的な犬も、背骨(頸椎・脊椎)に負荷がかかりやすく、良くないともいわれています。食事管理をしっかりして、体重増加や肥満にならないようにすることも予防の一つです。フローリングには、カーペットやマットを敷いたり、犬専用のフローリングワックス施工を実施したりと、滑り止め対策も行っておきたいところです。

・散歩の際に、無理やり首を引っ張ったりしないで済むようなしつけ、習慣をつける
・フリスビーなど、背骨(頸椎・脊椎)に負担のかかる激しい運動を控える
・フローリングなど滑りやすい床には、犬の滑り止めワックスを施工する
・室内、散歩時、いずれにおいても、階段の上り下りをできるだけしないで済むようにする
・ソファーなどの高い場所への跳び乗りや跳び降りをできるだけ控える
・体重増加や、肥満にならないように食事の管理を徹底する。

 

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